濡れた傘を持ち込んだ人の法的責任

お店に傘を持ち込み、
雨水で床が濡れて
ほかの客が転倒し、
負傷した場合、
法的責任の所在は…

濡れた傘を持ち込んだ人は
民法上の不法行為により、
過失があるとして
被害者の損害を賠償する責任が
発生する可能性がある。

それに加えて、施設側も
工作物の保存の瑕疵を理由として、
施設の管理者責任(民法717条1項)
が問われることになる。

裁判例でも、
買い物中に濡れた床で
転んでけがをしたという事故で、
大阪高裁が大阪市内のコンビニに
約115万円の支払いを命じている。

そこで、

施設側は傘入れ用の
ビニール袋を用意しておくことで
可能な限り客に責任を転移し

施設側としては
十分な注意義務を果たした。

ということで自社防衛を図っている。